コラム72 Google Analyticsの基本を振り返ろう
皆さんこんにちは。
みなさんは、普段、効果的にウェブサイトを分析できていますか?
ウェブサイトの分析によく使われているのが、「Google Analytics」です。
Google Analyticsは、Googleが無料で提供するWebサイトのアクセス解析ツールです。
国内上場企業の7割が導入していると言われていますが、正式なサポート等は整っておらずマニュアルもないため、利用者は各自で情報収集し使い方を学ぶ必要があります。
UIなどの仕様は不定期に更新されるので、随時チェックしながら活用していきましょう!
今回はセミナーで得た資料を元に内容をシェアします。
Google Analyticsの見方と重要な指標
指標の名称は、「○○ごとに××を見たい」という掛け合わせになっています。
ページごとに閲覧(PV)数を見たい、ユーザーのデバイスごとにサイトの滞在時間を見たい、といった感じです。
レポート画面では、大分類(ディメンションの種類)があり、
- リアルタイム:現在のサイト訪問状況
- ユーザー:どんなユーザーが訪問しているか
- 集客:どんな経路で流入しているか
- 行動:どんなページが閲覧されているか
- コンバージョン:コンバージョン数、経路など
に分かれて、そこからさらに細かい分類がされています。
よく使うディメンションの用語の補足説明はこちら。
- organic:自然検索経由。
- cpc:リスティング広告経由。
- display:ディスプレイ広告経由。
- referral:リファラー。外部サイトのリンク経由。
- none:ノーリファラー。参照元情報なし。ブックマーク・URL直接入力など。
指標の例としてはいくつか挙げられます。
- ユーザーとセッションとページビュー
- 直帰(率)と離脱(率)
ディメンションを選択し、期間と表示数の指定をして、エクスポートのボタンで出力してデータを見ることもできます。
基本的な分析方法
ケース1:集客分析
集客施策を色々やっているけど、どの施策が効果的なんだろう?
→集客量、サイト内行動、CV貢献度で評価できます。
ケース2:ページ別分析
どのページを変更するのが効果的なんだろう?
→よく見られているページの中でお客さんが出てしまいやすいページから改善しましょう。
ケース3:カスタムレポートのフラットテーブル
ディメンションを追加し、複数の軸で数値を表示する機能です。
参照元を新規ユーザーとリピートユーザーに分けて見たい時、日別の参照元別のデータを見たい時に使えます。
ケース4:時間帯別分析
集客施策(メルマガ配信など)はどの時間帯に行うのが効果的なんだろう?
→曜日×時間でみると、傾向をみる事ができます。
ケース5:施策効果
コンテンツ(ブログ)作りはサイト流入に貢献したのだろう?
→「blog」閲覧セッションと全体セッション(それ以外)で比較できます。
アクセスが不自然に急増したら要注意!Googleアナリティクス上で確認されるスパム
特に何もしていないのにアクセス数が急増している場合、
真っ先に疑うべきなのが「リファラスパム」です。
リファラスパムは頻繁に起こり得る事象のため、
常に発生する可能性を念頭において、誤った分析をしないよう注意が必要です。
フィルタリングは、「アナリティクス設定」→「すべてのフィルタ」→「フィルタを追加」をクリックし、
フィルタの種類を「除外」に設定すれば完了です。
【参考】アクセスが不自然に急増したら要注意!Googleアナリティクス上で確認されるリファラスパムを解説
https://ferret-plus.com/2943
ボタンをクリックしていく中で、徐々に感覚が掴めてきます。
徐々に慣れていき、より効果的にウェブサイトを分析できるようにしていきましょう!
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