コラム65 SEOの基礎を振り返ろう
SEOの基礎を振り返ろう
皆さんこんにちは。
広報PRを行う上で、「SEO対策」はよく耳にすると思いますが、
実際どのように対策を行うべきなのでしょうか。
今回は、筆者がSEOセミナーに参加したので、そのレポートを共有します。
日本はほぼGoogleの検索システムに依存
2021年のデータで、日本人の約9割以上がGoogleとYahoo!で検索していると出ています。
Yahoo!の検索システムは2010年からGoogleのものを使うよう変更済みです。
つまりはGoogleのシステムを熟知してそれに合った対策をすれば、
検索上位を狙えるということになります。
Googleの考え方(理想型)
Googleが目指しているのは、
「ユーザーの意図を正確に把握し、ユーザーのニーズにぴったり一致する答えを返すこと」としています。
それに見合ったサイトを作っていけば、検索エンジンでも評価されます。
具体的な施策に落とし込むと・・
この3つが揃っていることが大事(どれかが突出していてもダメ)とされています。
- 誰に向けたサイトなのかを明確にする(ターゲット)
- 様々なユーザーのニーズに応えるために複数のページを用意
- 検索エンジンが見えるように仕込む
1ページだけでSEOをやるのが難しい理由は、
様々なニーズにマッチさせるため(検索エンジンの評価の仕様上)です。
Google側は検索する人に沿った答えを出したい
→検索を使って質問や疑問を投げかける
→質問に合致したものが上に出てくるシステム
→検索ユーザーはあらゆる質問があるためそれに応えるには1ページ以上が必要、ということです。
検索エンジンは何を評価しているのか
アルゴリズム=順位を決定する仕組み(Googleの企業秘密ではあるが研究されている)ですが、
他企業から分析されている点は大きく3つです。
- コンテンツの意味や意図を評価する
- サイト自体のウェブ体験を評価する
- スパムを取り締まる
一番大事なのは1とされています。
サイトを作る側はユーザーの質問や悩みを先回りして考えて、
それが検索エンジンに伝わるような形で作ると良いです。
アルゴリズムはたくさんありますが、どれが一番効くのかではなく、
キーワードによって求められる情報・知識・注力する場所は違います。
自分たちのサイトに来て欲しい人は、どういう悩みを抱えていて、
どういうもので解決できるかを元にサイトを作る。それがSEOと言えます。
キーワード調査の方法
検索の母数が多いキーワードや、ターゲットがよく調べる語句の組み合わせを調査して、
それを自身のサイトに入れ込むと効果が上がります。
1)キーワード調査
・まずは軸キーワード(コア)を決める→そこから広げる
ラッコキーワード(無料のキーワードリサーチ)というツールも使えたりします。
・軸のキーワードを決めたら、検索ボリュームを算出する
ここはプロに頼まないといけない場合が多いですが、
数字の大きいもの(検索数が多いもの)から順に対策することができます。
関連キーワードと検索ボリュームを使って、キーワードを検索のニーズごとに分類してマトリクス図を作ってみましょう。
グループとして、「おすすめ・人気なものを知りたい」「ブランドのものを知りたい」など仲間ごとに分けられます。
そこから行動意欲が高いか(購入したい、資料請求したい)、
当商材を想起しているのか(ファン、元々好きで頭に浮かぶ)、
触れる可能性はあるけどまだ認知がない人、行動意欲が低い人・・と分けていくことで、
自分たちの弱いところや優先して対策しないといけない部分がわかります。
2)コンテンツ作成
ページの中に盛り込む情報は、検索する人が意図して欲しい情報が漏れなくダブりなく描かれていることが大事です。
そのページに対する信用や信頼に関わってきます。
まとめ
・SEOは、検索意図を把握して、ニーズにぴったり合致するものを用意する施策。
上位表示されればサイトの流入数も増えます。
・まずはサイトに訪れる人のニーズを把握しましょう。
ニーズを満たすページがなければ作成しましょう。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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