【勉強会開催報告】テレビ取材ラッシュ!クラウドファンディングの成功事例
Makuakeでメディアを巻き込み話題を集めた事例をシェア
ハッシン会議では、広報PRに関する勉強会を定期的に開催しています。
今回はハッシン会議のメンバー植田さんが、携わったクラウドファンディング『ほうきはここまで進化した!掃除の歴史に革命を起こす感動の「ひと掃き」』の事例を紹介してくれました!
■クラウドファンディングは多様化している
タイプ(購入型/寄付型)、特徴(ユーザー属性、分野)、手数料にそれぞれ違いがあるため、自身のプロジェクトに一番適したプラットフォームを選ぶことが大事です。
■PRの視点をなるべく早めに取り入れる
プロジェクトチームを編成し、プロジェクトのストーリーを組み立てる段階で、PR目線でメディアが使えそうな画像や動画素材をイメージしておきましょう。ゴール設定を決めて戦略を立てるときにPRがジョインするのでは遅いです。
■取り扱うモノ・サービスの強みを最大限に生かす
ベンチマークの調査、商品の特徴をどのように見せれば人々に響くかを練りましょう。開発者や社内では専門的な視点で見てしまいがちなので、第三者が初めて知ったときに分かりやすいよう表現を砕くことで、メディアに露出するときにもスムーズになります。
■用意すべきもの
トップ画像はとても重要です。他の商品と並んだときに目立つよう工夫して作りましょう。GIF画像は、クリックしなくても自動で複数枚の画像を流せるのでオススメです。
■初日を迎える前に仕込んだこと=Twitterのフォロワーを増やす!
まずはTwitterで企業と繋がることを目指しました。ハッシュタグを活用し、「Makuake公開直前キャンペーン」を実施。フォロー&リツイートで、抽選10名に現品プレゼントを行い、カウントダウン投稿も行いました。開始日にはPR TIMESでプレスリリースも配信。その後Twitterで当選者を発表し、その投稿をリツイート。目標金額はすぐに達成できました。
プレスリリース配信にも費用がかかり、クラウドファンディングも手数料がかかりますが、クラウドファンディングはメディアやライターも常にチェックしており、確実に収入化もできる点を踏まえると、リリースのように活用することもできると捉えています。
■メディアとのアプローチ
メディアの特徴に合わせて、商品宣伝にならないような価値の提供を行いましょう。メディア露出に備え、コーポレートサイトの導線、SNS発信との連動など、期待値をあげられるようなレベルに整えておくことも大切です。
■さまざまな放送のされ方にも対応できるように準備
・タレント、ディレクター、レポーターなどによる実演ができるよう商品と素材を用意
・どんな会社かも紹介いただくため、オフィス内に撮影スペースを確保
・撮影NG部分が多いところもあえて初公開にしてみる
・社長を中心に技術のベテランなども登場させ、会社のイメージにあうような打ち出し方をする
初速で勢いをつけることでしばらく売り上げが保て、メディア露出でさらに加速することができます。メディアやSNSで注目されることで、制作部門など社員のモチベーションがアップし、追加のサービスや設計追加の検討にも繋がります。
■メディア反響後のライン、カスタマーサポートの体制を整えておく
話題を集めることで問い合わせは確実に増えます。サポートの体制を整え、顧客リストの活用方法も検討しておきましょう。
■メディア露出のメリットとデメリット
取引先を含めたステークホルダーとの信頼が大幅にアップし、営業先との交渉がスムーズになります。商品から会社全体のバックエンドまで知ってもらうことができ、メディアとのリレーションも深まったのがメリットです。一方でブランディングとのバランスの取り方や、ワンパターンになりがちな見せ方のさらなる工夫が課題です。
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植田さん、メンバーに貴重な事例をシェアいただきありがとうございました!!
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