メディアリストの更新方法のご紹介
広報PRを効果的に行う上で、「メディアリスト」はどのように活用していますか?
メディアリストとは、発信したいサービスや企業に関係のあるメディアなどをリスト化したものになります。
メディア名や連絡先、プレスリリースの送り先や担当者の名前や、詳細について記載しており、広報担当者にとって、PRに必要なツールです。
プレスリリース配信時やコンタクトを取った履歴などをもとに、リストを更新していくことで、自社のPR活動を効率よく行っていくことができます。
実際にメディアリストを活用している方の中では、EXCELやGoogleのスプレッドシートにまとめる方もいれば、セールスフォースを使っている方もいるでしょう。
セールスフォースでは、データベースからリリースにあった記者をその都度ピックアップしリストを作成できます。
この記事では、メディアリストの更新方法について、筆者が日々行っていることを紹介します。
①Googleアラートのチェック
「Googleアラート」は、自分がPRしたいサービスに関するキーワードを登録しておくと、それにあった記事をメールでお知らせしてくれるサービスです。
筆者の場合、Googleアラートによって自動配信された記事を見て、記者を登録します。そして、記者「○○の記事を見たのですが」と言って、コンタクトをとります。
【参考】
https://support.google.com/websearch/answer/4815696?hl=ja
Googleアラートの作成
ついでに知人や紹介での繋がりも効果的なので、日々アンテナをはっていたいですね。
②SNSでハッシュタグ検索
FacebookやInstagramなどのSNSの記事更新をするときには、閲覧数やクリック数をあげるために工夫をしています。
・なるべく投稿数の多いハッシュタグをつける
・競合相手が多く投稿しているタグは使用しない
・変なハッシュタグは使わない
これらのことを意識して取り組んでいます。
また、タグから検索してたどりついたインフルエンサーへアプローチすることも多いです。
③イベント前後の対応
何かイベントを行うならば、人を集めるのは必須で、さらに取材もたくさん来てほしいと思うでしょう。
イベントで、取材に来てもらいたいと思うならば、事前事後のフォローが重要です。
特に、大きなイベントほどそうだと思います。
イベント前後のスケジュールをあらかじめ立てて、取材案内やフォローコール、返答をもらっているかの管理など、計画的に進められているかチェックしながら行うと、漏れがないかと思います。
メディアリストはPRの仕事をするうえで財産になります。
データの管理はとても大事であると分かっていつつも、実際には大変ですよね。
間違えて同じ会社に何通もリリースを送ってしまったり、別の担当から連絡していたことを社内で共有できずに対応していまうと、トラブルになったり損をしてしまいます。
だからこそ、誰がいつコンタクトして、どういうつながり履歴があったのか、日々更新をし、担当者同士がしっかり把握しておく必要がありますね。
ぜひ参考にしてみてくださいね。