コラム17 取材案内の送り先の探し方とタイミング
PRする際に気をつけたいこと
皆さん、こんにちは。
広報担当の皆さんはテレビや新聞などのメディア掲載などのPRでは
どんなことに気をつけていますか。
今回は、テレビを例にして気をつけるべきことを紹介していきます。
突然ですが、地上波ニュースは大きく分けて「朝・昼・夕方・夜・ストレート」の5種類から成り立っていて
組織と作り方が全く違うことはご存知でしょうか。
広報担当者は、自身のサービスの露出に向けて、番組制作の方々へアプローチしていくと思いますが、
そのときに制作する側の情報を知ることやその人たちの気持ちになってみることが非常に重要です。
ここで、制作側の人たちの気持ちになってみましょう。
生放送の準備で忙しいときに、宣伝の電話がかかってきたらどうでしょう。
また、自分のいる局から遠すぎる場所の取材案内をされても、
番組制作者は行くことができるでしょうか。
自分が作っている番組のネタとかけ離れた内容を宣伝されたらどうでしょう。
上記の内容、どれも制作側としては困ってしまう内容ですよね。
ただ、こういった内容、実は広報担当者がやってしまいがちなミスでもあり、
結果として露出に結びつかないケースとなってしまいます。
そのため、広報担当者が制作者や記者への宣伝をする際には、以下のことに気をつけてみましょう。
・オンエア時間の2〜3時間前には電話しない(するなら3時間前か放送終了後)
・その番組の制作意図や日頃の企画をしっかりリサーチしてからアプローチする
・取材案内を送る場合は、開催地に一番近い局に送る
リリースを書くときから、
テレビであれば、「この番組のここの企画でこのように放送されたい」、
新聞であれば、「この紙面で、写真と共にこういうテイストでこのキーワードを入れて掲載されたい」といったように、
相手を知った上でより具体的に想像を膨らませていきましょう。
そうすると、本格的な露出に繋がるときにも困りません。
漠然と闇雲に露出を望むのではなく、相手がいて出来る・お願いする立場ですので、
事前のリサーチはしっかり行いたいですね。
まずは過去の放送や記事を色々見て研究するといいと思います。
取材案内に関しては、例えば地方で開催の場合、
新聞もテレビも「情報網」を確認するとよいでしょう。
例として朝日新聞は、以下に地域の取材網が掲載されています。
開催地に一番近い局の人が結果として取材に行くので、
いつも本部に送るのではなく、送る先を常に確認して絞って送るといいと思います。
【参考】朝日新聞デジタル:地域の取材網
http://www.asahi.com/area/tokyo/articles/net.html
テレビも、各県のローカル番組があるので、放送されるといいと感じるぴったりの番組を調べてみましょう。
そしてその番組の担当者に電話をし、
「@@日に@@でこういうイベントがあるので、是非ご取材のご案内をお送りしたいのですが」と伝えます。
そうすると、だいたい制作担当者に繋げてもらえ、資料の送り先を教えてくれます。
ここで個人名を聞き出せると強いです。
また、以下のポイントも参考になるかと思います。
・制作会社は、エンドロールの制作協力の部分を見るとわかる
(ディレクターやプロデューサーも書いてある)
・研究開発やドキュメンタリーになりそうな社会的意義のあるプロジェクトや長期の計画は、
最初から取材班を入れて、巻き込んで一緒に進めていくといい
簡単にリリースを送ることができたり、
プロデューサーさんや記者さんと結構簡単に繋がることができたりする時代だからこそ、
きちんと狙って計画的に、最高の形で露出を測れるようにしていきたいですね。
テレビや新聞の露出を狙っている皆さんは参考にしてみてくださいね。
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