
コラム32 コロナ禍における企業広報の変化
みなさんこんにちは。
ものすごいスピードで毎日が過ぎ去っていきますね。
コロナ禍になって、皆さんの広報業務・PR活動に何か変化は感じていますか?
企業広報の現場で、どんな変化があったのか、
知り合いの企業広報担当者にもヒアリングしてみましたので、
今回は「企業広報の変化」について、紹介します。
新聞クリッピングの廃止
新聞、ニュースもネットで見るのが当たり前の時代なのかもしれませんが、
実は、紙の新聞(日経新聞、朝日新聞等一般紙、日経産業新聞等専門紙…)を
全種類目視して、クリッピング→社内で回覧という運用を行っている企業は多くあります。
ですが、この「クリッピング」という広報の基礎業務は、
テレワークの増加に伴って廃止している企業もあるようです。
クリッピングは、社長や役員等ボードメンバーに業界や同業他社の報じられ方を見てもらい、
経営に役立ててもらうことが狙いなので、
今後は、オンライン版のクリッピングをしないといけませんね。
動画配信を開始
「医療従事者にエールを…」や「今だからできること」といった、
企業イメージ、ブランディングを主な目的として、
会社アカウントのYouTubeを開設したという企業もあります。
メディア取材は意外と変化なし?
記者さんからの取材は、緊急事態宣言下はさすがにオンラインを活用した、という企業であっても、
宣言解除後は、なんだかんだ元の対面取材に戻ったという声も聞きます。
ただし、人数の制限等、多少はコロナの影響はあるようです。
これは媒体による差や、記者さんの年代とかも関係あるかもしれませんね。
私の会社で4月末に実施した決算発表は、オンライン記者会見でしたが、
オンライン記者会見をやる際の、備品や通信環境に悩んでいる広報さんが多いとも耳にしました。
公開ものは、招待ではなく、バーチャル映像で
工場見学等、企業ブランディングのための取り組みも、
この環境下で、バーチャル体験いただけるような動画の公開など、
切り替えるなど工夫している企業もあるようです。
テレワークが進む中での課題はインナーブランディング(社内広報)
元々テレワークが定着していた会社や、個人で働かれている方は、あまり影響ないのかもしれませんが、
週5出勤していた人がコロナの影響で週5在宅勤務になると、
はじめは通勤なくて楽だと思うのですが、だんだんと帰属意識が薄れてきます。
そんな中で大事になるのが、社内広報だと思います。
離れているからこそ、「会社の今」や「仲間の姿」を伝え続けることが、
特に人数の多い企業では、社員同士の心、社員と会社をつなぐ役割を果たすと思います。
インナーブランディング(社内広報)の一環として、
社内報を作成している方もいると思います。
ぜひ以下の記事も参考にしてみてくださいね。
コラム41 社内報を考える
いかがでしたでしょうか?
企業広報を担当されている皆さん、似たような境遇はありましたか?
よければご参考ください。
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