コラム48 社内のネタをどう社外広報につなげるか
社内のネタをどう社外広報につなげるか
皆さんこんにちは!
皆さんの会社では、社内ネタをどのように社外に伝えていますか。
今回は、社内の人、商品、サービス、イベント、事例、取り組み…などのすべてのリソースを社外広報につなげている良い事例をご紹介していきます。
事例の紹介
社外広報として、新聞の掲載に至った例を紹介します。
日々のクリッピング
新聞のクリッピングから、朝日新聞の「凄腕つとめ人」という連載に目をつけていました。
この連載は、人に焦点を当てて、
その人ならではの誇れる”数字”を切り口に深堀りし紹介する記事でした。
(例えば、「生涯で●●を作った数、なんと●万個!」のような紹介です)
その他にも、目をつけている連載はたくさんあり、
普段からリストアップしていました。
社外広報に載るという視点と社内での情報ストック・精査
「その連載で社員を載せてもらうとしたら」という視点を持ってみました。
そして、どんな人のどんな”数字”が刺さりそうかを、社内広報チームから様々な社員のエピソードを教えてもらい、社外広報チームでストック&精査しました。
その人なりの数字を記者さんに提示
厳選した社員×その人なりの”数字”を記者さんに提示してみました。
ちなみにこの連載は持ち回り制でいろいろな分野の記者さんが書かれていたので、普段接点のある記者さんに提示しました。
掲載決定!
少し順番待ちはしたものの、最終的に取材につながり、見事掲載につながった、という流れでした。
これは、社内広報チーム&社外広報チーム協働のもと、社内のリソース(人と、その中身の情報)が社外広報につながったGood事例だったと思います。
社内リソースと社外広報の良いサイクル
ちなみに、社外広報をしていると掲載されること自体が目的になりがちですが、本来はそうではないはずです。
上に挙げた事例においても、掲載後も広報を活用した取り組みやその効果がありましたので紹介します。
事例1:社外広報を会社採用ツールに
上記の掲載は、人を取り上げてもらったことで、その後、その記事自体を会社採用ツールとして活用しました。
採用説明会等で記事を活用して、社員のマインドや誇れることを応募者の方に伝え、共感につなげてもらうという面で役立ちました。
自社が社員のことを説明すると自画自賛になりがちですが、第三者である記者が書いたものなので、客観的事実として、より説得力があります。
ただ、記事を大量に印刷して対外的に使用する際は、著作権元に申請が必要なこともありますのでご注意ください。
事例2:社員の心を温かく
この掲載は社員が会社や社員に関心を持ついい機会でした。
「うちの会社ってやっぱり良いよね」とか「同じ社員でこんな人がいるんだ!」など、社員の心を温かくすることにもつながったと思います。
事例3:営業にも活きる!
営業スタッフとしても、お客様との会話に役立ったようです。
大手新聞社に掲載されたことは、お客様からの信頼を継続いただくためにも大きな意味があったようです。
様々な意味で、社内のリソースが社外広報に活き、またそれが社内広報(インナーブランディング)にも返ってくる、という良いサイクルになったと思います。
お読みいただいた皆さん、特に企業広報の方々の参考になれば幸いです。
ハッシン会議の
「PRコミュニティ」とは?
ハッシン会議では、メンバー同士のシェア会や、特別ゲストを招いたトークイベント、最新情報を共有したりしながら、日々広報スキルアップを目指しています。新規メンバーも先着順で募集中です!
ひとり広報が集う
「PRコミュニティ」の
無料説明会に参加しませんか?
ハッシン会議から、コミュニティの活動内容についてご紹介し、
後半は日頃の広報活動のお悩み相談にお答えします。
各回4名限定の少人数無料説明会となります。お気軽にご参加ください!