コラム55 「自分ごと」と思えるようになっていますか?
「自分ごと」と思えていますか?
みなさん、こんにちは!
今回は、ターゲットに対して
「自分ごと」として思えるかどうかについて考えていきたいと思います。
先日プロフェッショナル 仕事の流儀で、
宅トレYoutuberの竹脇まりなさんが出ていました。
この方は、1本の動画からスターダムにのし上がり、
自宅でできるフィットネス動画が人気を博しました。
現在、チャンネル登録者数は220万人。
プロフェッショナル仕事の流儀では、
まりなさんがバズってからファンづくりまでの過程が密着されていて、
参考になりました。
まずバズったきっかけは、
「15分ノーカットでアラサーが本気で踊ってみたから一緒に踊ろう!」
というもの。
本人が飾らずありのままに踊る姿を見せていて、親近感がわきます。
特に「一緒にやろう」と呼びかけている点がポイントだと思いました。
「〇〇やってみた」「〇〇をするべき」という
提供スタイル・指導スタイルもありますが、
相手を巻き込み同じ目線で語るスタイルはとてもいいなと感じます。
さらにファンが増えていった理由はいくつかありますが、
1つは動画の中に入れられたテロップ。
まりなさんは「あなたがありのままでいることが最も美しい」と
いう言葉をよくかけていますが、
運動動画の中に「ここキツイよね!」「好きな自分に近づくために頑張ろう!」という前向きで寄り添う言葉を入れています。
実際に動画を見ながら一緒に運動している人にとっては励みになり、
共感できます。
ちなみに、視聴者目線に立つために、動画は一発撮りだそうです。
踊った時に同じ疲労感や感覚を味わうため、
間で休んだり編集したりしないそうです。
もう1つは視聴者が見た時に飽きない&実践できる工夫。
間延びしない音楽探しや、キツくてできない動きは入れないなど、
プログラムを作る前に何度も練習するそうです。
そうして作りあげられた数々の動画は、
どれも視聴者が「自分ごと」として見てトライでき、
「まりなさんと一緒に運動したい」と思う
ファンづくりに繋がっていったと思います。
自社のサービスでも、必ずそれが求められる理由があるはずです。
「こういう事が困るよね」「こんな事があるといいよね」
という悩みを解決し、希望を叶えられる自社の強みはなんなのか?
ターゲットはどう思っていて、
どう言われたら心に響くのか?というところが大事です。
案外自分だけでは気づかない良さを言語化してくれる人もいるので、
アンケートを実施したりユーザーと深く話してみたりして、
その声を新規の人にも届けるいわゆる口コミ掲載はぜひしたいものです。
お客様からのプラスの声は、やはり効果絶大です。
改めて皆さんも、今ウェブサイトに書いてあることやSNSで発信している事が、
ターゲットにとって「自分ごと」として思える内容が書かれているかを振り返ってみてください。
そして良きコメントや意見はどんどんシェアして、
ファンを広げていきましょう!
【参考】
YouTube:【感謝!!!!!!】プロフェッショナル仕事の流儀を終えて〜撮影の裏話や未公開の話〜
https://youtu.be/RFC05Y5QkK4
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