コラム66 効果が出たオンライン社内イベント
効果が出たオンライン社内イベント
皆さん、こんにちは。
今回は、オンラインでの社内イベントについてお話したいと思います。
社内イベントをオンラインに切り替えた当初は、参加のしやすさなど利便性への評価は高かったものの、繰り返すうちに「参加しているが実際は聞いていない」「理解が深まらない」「結果につながらない」といった壁にぶち当たる担当者も増えている昨今。
そんな中、参加者が数千人規模の大型オンライン社内イベントで、新たなチャレンジを敢行したソフトバンクグループのSB C&S株式会社、住友生命保険相互会社の担当者がスピーカーとして登壇し、セミナーが開催されました。
社員満足度はもちろん、経営陣の満足度も上昇した成功事例について、サポートした株式会社タノシナルと共に、企画・制作・運営のポイントをお話しされました。
動画は共有できませんが、エッセンスを文面にてまとめます。
これは規模の大きい社内イベントですが、規模が小さい会社でも参考にできる部分があると思いますので、ぜひご参考ください。
「つまらない」を劇的に変化させたオンライン社員総会成功のポイント
1)3日間連続開催で業務も集中力も続く
午前中は社長や役員からのメッセージを1時間以内で配信し、参加を必須に。午後はテーマセッションで参加自由に。
2)伝えたいことを絞り込む集中1時間
自分が関わっていない事業や部署への関心・理解が深まらないのが課題だったが、メリハリをつけることでより伝わるようになった。内容を詰め込むほど伝わらなくなるので、時間を短くすることで集中でき浸透しやすくなる。
3)映像30本をわずか1ヶ月半で制作
動画制作する上で、事業内容や経営戦略を理解することが大切。パートナー会社を入れる場合は初期段階でオリエンテーション実施がおすすめ。制作担当と認識のズレが減ると制作スピードが上がる。
4)トップの理解を勝ち取った取材方法
企画段階からの参加が必要。外部の人がインタビューをする形式や、サービスの利用者にインタビューをする形式も取り入れることで、自分の会社を客観的に見ることができる。
5)普通の会議室が特設スタジオに変身
一つの会議室から、生配信で実施。チャット機能を使用してその場でアンケートに回答するなどして、「臨場感があった」という社員からの声が。
新社長の新戦略を職員42,000人に浸透!
1)新社長就任は盛り上げない&演説しない
主役はあくまで職員の皆さん。新社長になった時に、全員が全員乗り気ではなく反対の気持ちを持っている場合もある。
そこで、かしこまった形をなくし親しみやすい雰囲気に。映像でわかりやすく伝えることで、演説調にならないスピーチが実現。
2)発表ではなくみんなで考えるスタイル
発表形式で一方的に伝えても、従業員が深く理解しているとは限らない。
従業員が自分ごと化しやすいテーマを選び、一緒に考える場を作ることが大切。そうすると経営側のメッセージを能動的に受け止めてくれる。
3)職員の本音を探るLIVEアンケート
役員からアンケートをする多くの従業員の思いを知ることができる。
回答に対して経営側の考えを伝えられるので双方向ツールは有効的。
チャットによる投稿を募ることで開かれたイメージが伝わり組織の活性化を促進できる。
4)DX化への不安をワクワクに変えた映像
近未来の職員の職場環境を画像化したところ、社長の新しいメッセージもうまく取り入れながら、これから目指す姿を伝えることができた。
方針転換、戦略を立て直したときは、文字だけでなく画像や映像を活用して社員にも意識の共有を図りたい。
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以上となります。
社内報など常日頃インターナルコミュニケーションを試行錯誤している方も多いと思いますが、大きなイベントを計画したりオンラインでの実施を検討されている場合は、ぜひ上記のポイントも取り入れてみてください♪
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