コラム68 ウィズコロナ時代のコーポレートサイトの役割
ウィズコロナ時代のコーポレートサイトの役割
皆さんの中で、
みなさんこんにちは。
*自社のコーポレートサイトが「情報量が多くてユーザーが求める情報にたどり着きにくくなっている」と課題を持っている
*事業や製品の案内はもちろんのこと、ユーザーが関心を持ちやすい切り口で、企業の提供価値が伝わるコンテンツを、積極的に発信していくにはどうしたらいいか悩んでいる
という方はいませんか。
今回は、広報会議のLIVEでコーポレートサイトについて取り扱っており、勉強会に参加してきたのでレポートをシェアします。
上記で悩んでいる方は今回の記事、ぜひご参考ください。
ウィズコロナ時代のコーポレートサイトの役割変化
・コロナ前は、対面での営業が得意なBtoBの企業は特に、自社サイトが疎かだった傾向
・コロナでできなくなった対面商談の機会をまかなえる情報をサイトに反映すべき
・公式情報を確認する重要な場所。SNSや動画・メディア掲載情報も含め、会社の情報が誰が見ても「分かりやすく」「魅力的に」集まっていることが大事
ユーザー視点で情報構造をいかに整理していくか
・成果をあげている資料を再確認して、サイト担当と営業担当が一緒になって制作するといい
・実績、事例をどういう形で掲載するかがポイント。サイトで積極的に出していきたい。先方の了承を得る手間がかかるか、実感値をどう作っていくかが大事。(対面で身振り手振り説明できたものを、ウェブ上で物語的に表現できるようにする)
・大規模なウェブリニューアルをする場合:
ユーザーが求める情報にたどりつきやすくなる、ユーザーの視点で情報を整理するには、入り口をたくさん作るとどこから入っていいのか迷ってしまう。会社のユーザーにとって、「誰でもわかる入り口」にして、その後に専門的な分け方にする。
・事業情報、製品情報は、営業の知恵を借りて、どう構造化するか考えられる
・「企業情報(about us)」も注力したい。その企業がどういう信頼性があるか、ストーリーがあるか、バリューが大事になる。アクセス情報解析をすると、「企業情報」が一番アクセス多い。採用希望者、投資家、社員の家族などもサイトのターゲットになる。みんなが見るのが企業情報。企業のバリューを提示でき、良く思ってもらえる見せ方にするべき。
・サステナビリティの情報は別コーナーに入っていることが多いが、あまり活動していなければ企業情報の中にさらっと入れることもOK。企業情報を入り口にして見せて、ハブ的な役割になる。採用、投資関係の情報、IRなどは、会社の強みから導線を作る。
・海外のほうが進んでいる。日本の企業サイトは、社長の挨拶や会社のバックボーンの掲載が多いが、海外は動画などで読ませるものが多い。企業のバリューをどうウェブサイトで表現するかを追求しているので参考になる。
企業へ関心を持ってもらうための切り口・手法
・会社の歴史が沿革で「年表」になってるケースが多いが、海外は「物語」みたいになっている。歴史を語る記念サイトを作成した理、周年を機会にしてもいい。動画ベースでもいい。
・長すぎると読まれないので、数分の動画を作っておくといい。採用でも使える。
・商談で、商品のことは説明できるが、会社のことは説明難しい。共通の素材があれば、どこでも同じように会社概要・物語を伝えることができる。
情報頻度を高めるコツ
・連続した読み物掲載は、最新の活動を常に追っていくとネタ切れになる。既存の資料からテーマにして小出しにして出すのが一つのやり方。いくつもテーマを作っておくといい。あるタームで定期/不定期に流し、その間に最新ニュースを入れると、継続発信できる。
・ブログをタグ付すれば、過去のものを検索できるので良い。
・サイトリニューアル進行管理のアドバイス:
承認プロセスを明確化しておくと、ちゃぶ台返しがない。代表者を作って、関係者の数を絞ると進めやすい。「しないこと」を定義する(あとで揉めないように)。合意した上でプロジェクトを進める。
サイトリニューアルしようと検討中の方、更新コンテンツに悩んでいる方、ぜひ参考にしてみてくださいね。
多方面で利用できる効果的なサイトに仕上げていきましょう!
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