コラム81 マーケティング活動の生産性をあげるリサーチPRのススメ
みなさん、こんにちは。
今回のコラムはリサーチPRについてです。
リサーチPRとは、マーケティングリサーチを活用したPR手法のこと。
アプローチしたいターゲットに対してリサーチ(アンケート調査など)を行い、収集した調査データを記事化することでメディア掲載を狙うことができます。数字として可視化することで共感が生まれ、「自社のコンテンツ」として情報発信することで、PR効果だけでなく、マーケティングや営業が推進されます。
今回はリサーチPRの利点や、実施するときに気をつけたいことを共有します。
◆メディアへの掲載確立を向上させられる
リサーチはメディアを惹きつける力が強く、取材・転載・引用がされやすいです。テレビやウェブ記事のコンテンツづくりの根拠データとして使われます。
さらに、良質なメディアからの被リンク獲得によるドメインパワー向上も見込めます。
ハッシン会議のメンバーである長瀬さんも、ウンログ株式会社でアプリユーザーのアンケート結果をもとにした調査記事を発信した際は、約50媒体に転載され、調査結果が数年経った今でも活用されているようです。
◆PRコンテンツを作る上でも能動的に攻められる施策
受動的ではない能動的な施策です。業界内での認知度向上、検索キーワードでの上位表示も狙えます。
同様の調査を他社で新しく実施されなければ、何年間もそのデータが使われ、メディアだけでなく他社のリリース内での引用などで活用されどんどん広がっていきます。
リサーチは、世の中を独自の目線で切り取ること。この切り取り方で、会社が持つ世界観をある程度示すことができます。
◆リード獲得につながる様々な副産物がある
・プレスリリース発信による資料ダウンロードで、リード獲得に繋がります。
・リード獲得用コンテンツ(ウェブサイト内の専用ページ、LPなど)でホワイトペーパーとして活用できます。
・メールマガジンで、ホワイトペーパーダウンロードに誘導できます。
・Facebookなど広告クリエイティブにも利用できます。
・営業資料へ活用し、説得力を向上できます。
◆実施するときに気をつけたいこと
・他社の調査リリースを事前に調べてから実施しましょう。最新のものが出ていたり、もろ被りしていると、効果が薄れたり逆効果となる場合もあります。
・曖昧な目的で調査をすると、費用も時間も無駄になってしまいます。どんな仮説があり、調査結果としてどのようなデータがほしいのかを明確にしましょう。最終的には自社の何をPRしたいのか、何に繋げたいのか、ゴールをきちんと描いてから実施しましょう。
・活動を始める際にスケジュールを立てましょう。調査会社に依頼して集計されるまでの期間、その後の分析、サムネイル作成、プレスリリース執筆、発表と拡散方法など、一通りのタスクと作業を委託する相手の予定もあらかじめ抑えて、各締切日を設けないと、どんどん遅れて後ろ倒しになってしまいます。
・年齢・性別・職種など、適切なターゲットがいる調査会社を選びましょう。複数の調査会社を比較して、より多くのターゲットがいるところを見つけましょう。
・調査を実施して発表したただけでは、反響がないまま終わってしまうケースもあります。この結果を用いたセミナー実施や記事作成など、調査を活かしたネクストアクションを考えておき、リリースする際にセミナー情報などもセットで入れてしまうと効果がアップします。
ぜひご参考ください!
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