勉強会開催報告「デザインの作り方」
デザインとは、コミュニケーションそのもの
RURBANの共同代表で、グラフィックデザイナーの工藤駿さんを講師にお招きし、勉強会を開催しました!
デザインを制作するにあたり、デザイナーはどういった方法や過程で制作しているのか。これから自身でデザインを作るためのコツや、依頼したデザインの質を判断するためのデザインの基礎知識を学びました。
以下より、工藤さんの解説をご紹介します。
『デザインとは、コミュニケーションそのもの。デザインを行う前に、お店の持つ背景をヒアリングし、どんな特徴、歴史、そして「想い」があるのかを明確 にすることが必要です。そして「想い」をカタチにし、ユーザーに魅力を伝え、共感を生み出すコミュニケー ションとしてデザインは機能すると言えます。
まずは社長の「想い」があ り、そこから社員へと意思を共有し共感を経た後、ターゲットユーザーへと伝達します。その後、SNSなどを 通じて、身近な様々なユーザーへと派生していくと言えます。トップの意思を消費者に届けるまでの「伝言ゲーム」です。』
『デザインにおいて「わかりやすさ」は非常に重要です。様々なクリ エイティブが上のように違う表現だと、ぱっと見でわからず何を伝えたいかがわかりません。色合いやデザインが 統一されていると、何を伝えたいのかがはっきりとわかり、その商品やサービスの特性が明確に伝わります。
クライアントの課題を、カウンセリングを通して見つけ出し、それに対する処方をデザインやディレクションを通じ、改善、治療、修復します。つまり、課題に対する「問題解決」こそがデザインの目 的と言えます。
大切なのは、1)情報を整理すること、2)伝えたい相手を明確にすること、3)「人格」を考えること です。
たくさんある情報の中から、伝えるべき特徴を抽出し、1本の明確な軸をつ くることが重要です。そうすることで、何を伝えたいのかが、見る人に対してわかりやすく伝えることができきます。
そして、その魅力を誰に伝えたいのか?相手が明確なほど、どういったサービスを作り出すべきかが考えやすくなります。「なぜ伝えたいのか」というストーリーを伝えることも効果的です。
そして、ブランドを「人」に例えてみると、書体や色は、いわば「服」と言えます。デザインとは、そのブラン ドのコーディネートを行うこと、「似合う服を着せる」ということです。そのブランドの人格を理解することで、 どういった服がそのブランドの特徴を引き出すことができるのかを導き出すことができます。』
『全体管理 を行うクリエイティブディレクター、デザインのクオリティ管理を行うアートディレクター、その下にジャン ルに応じたクリエイターが存在し、制作が行われています。』
『「想い」をカタチにし、ユーザーに魅力を伝え、共感を生み出すコミュニケー ションとしてデザインは機能すると言える』という工藤さんの言葉の通り、PRにデザインは欠かせませんし、大きなチカラを発揮します。
自身でデザインを手掛ける場合も、外注する場合も、まずは伝えたい情報を整理して、相手に伝わるストーリーづくりや見せ方を研究していきましょう♪
ハッシン会議は今後も、PRの学びになる勉強会を行っていきます!
新規メンバーも受け付けております。ご興味のある方は本FBとHPをチェックください。
>>ハッシン会議 お申し込みはこちら
ハッシン会議の
「PRコミュニティ」とは?
ハッシン会議では、メンバー同士のシェア会や、特別ゲストを招いたトークイベント、最新情報を共有したりしながら、日々広報スキルアップを目指しています。新規メンバーも先着順で募集中です!
ひとり広報が集う
「PRコミュニティ」の
無料説明会に参加しませんか?
ハッシン会議から、コミュニティの活動内容についてご紹介し、
後半は日頃の広報活動のお悩み相談にお答えします。
各回4名限定の少人数無料説明会となります。お気軽にご参加ください!