駐在帯同の方のキャリアを支援するCAREER MARKと共催で、ハッシン会議の第4期インターンについての説明会を開催しました。

パートナーの海外駐在に帯同して仕事を退職・休職した方や、広報PRに興味がある方、個人・在宅で仕事をしたい方に向けて、世界中どこからでも働ける可能性のある広報PRスキルをハッシン会議代表・井上より紹介しました。さらに、広報PRを実践的に学べるハッシン会議インターンについて、現役インターンも参加して伝えました。

CAREER MARKについて

CAREER MARK共同代表　鎌田 薫さん

金融業界、リクルートを経てハリウッドビューティサロン支配人を経験。
育休復帰直前に夫の海外赴任が決まり、退職し1年8ヶ月ロンドンへ。帯同中は在英日本人女性のコミュニティ立ち上げや、キャリアメンターの資格を取得。
本帰国後、自身が駐在帯同で葛藤した経験から、駐妻キャリア支援プロジェクトを立ち上げ。現運営メンバーと共に駐在員パートナー専門の人材紹介事業CAREER MARKとして事業化。
2022年10月より二度目のロンドン駐在帯同中。

「2018年の本帰国後、駐在妻のキャリア支援を始める前から、個人的に広報PRの重要性を感じていました。何をするにもPRは大事、良いサービスをつくりあげても知ってもらわないと始まらない、と思っていました。そこで私自身もハッシン会議のコミュニティに入り、情報を受け取る側から、発信する側の観点を得ることができました。CAREER MARKと関わる駐在員パートナーの皆様の中にも、広報PRに興味がある方や、今後再就職した際に広報PRを武器にしたい方がいらっしゃるので、そのような方々に機会を提供したいと思い、ハッシン会議さんと業務提携させていただいています。」

ハッシン会議について

ハッシン会議代表取締役　井上 千絵

テレビ局にて報道記者や宣伝広報に従事。インパクトのある情報がどうしても報道の多数を占め、スタートアップやまだ世に知られていない価値ある情報がなかなかクローズアップされないことにジレンマを抱えながらテレビ局を退職。
慶應大学大学院メディアデザイン研究科にて学び直しの後、ベンチャー企業に特化したPR会社に入社。
スタートアップの想いをもった経営者と「外注」として外から関わることよりも、企業の中から発信できる組織作りをサポートしたいという想いからハッシン会議を設立。
著書に「ひとり広報の教科書」（2022年11月日本実業出版社より出版）。

「広報PRの形が多様化した今、転職市場でも広報人材の需要が高まっています。しかし、広報経験者は少ないのが実情です。今回のインターン活動をはじめ、今は広報PRを学ぶには良いタイミングだと思います。駐在帯同から帰国した後、色々なキャリアが描けるようになると思います。」

広報PRのキャリア、働き方

時代は、自ら発信する形へ～高まる広報人材の必要性～

現在はステークホルダーが多様化し、メディアだけに頼らず、SNSやプレスリリース、オウンドメディアを使い、自ら発信する時代になりました。企業広報に求められるものも広がり、広報人材の必要性も高まっています。企業における広報PR活動の業務範囲も幅広くなっています。

企業の広報活動は多岐にわたります。プレスリリースを書いたり、SNSを運用したりするだけでなく、競合他社のPR方法について情報収集することもあります。ハッシン会議では、企業広報のほぼ全ての領域をカバーしています。 インターンに参加すると、あらゆる領域で関わることができ、実務に近い経験を積むことができます。

広報PRとしての働き方～主な３つのキャリアパス～

今回のインターン等の機会を利用して、広報PRについて学んだ後のキャリアについては、大きく３つのケースがあります。

①企業広報

企業に就職し、広報担当の社員となる。業務委託の形もあり。社内外の広報に関わるのが特徴。

②フリーランス

各自の強みをいかして活動。ライティングやSNS運用、メディアリレーションズなど。

③副業・プロボノ

副業として企業広報やライター活動をする。

ハッシン会議広報PRインターンについて

活動の目的

ハッシン会議は、駐在帯同中の方々にとって、このインターン活動を働く経験やスキル、実績をつくる機会として活用してもらいたいと考えています。駐在帯同をきっかけに仕事を離れ、その後再就職を検討する際に、スキルが不足している場合や、力量があっても実績がなく証明しづらい場合があります。それらをつくる場や機会として、大いに利用してほしいと思っています。

ハッシン会議にとっても、インターンを実施することで、クライアントやコミュニティメンバーに対し、＋αの情報やリサーチ結果を提供できるようになりました。インターン活動は、これらを提供できる源泉となっています。また、不足する広報人材の育成という観点でも、インターン活動に力をいれています。

双方にとって、WinWinの関係になることを目指しています。

主な活動内容　

・レギュラーの活動

SNS運用、ライティング、情報開発（リサーチ）

・スポットの活動

議事録担当（クライアントMTG参加）、新規プロジェクトサポート、インターン活動の管理サポート、その他

インターンはフルリモートで活動するため、世界中どこからでも参加することができます。これまでの3期にわたる活動で、参加国数は10か国、累計参加人数は20名になりました。

活動は基本的にチームで行うため、1人の方に負担が偏らないようにしています。また、学校の長期休みや、現地の祝日、一時帰国等に関しても、相談しながら作業量の調整をしています。

インターン活動を通して、インターン同士でコミュニティができ、一緒に案件活動をすることができます。ハッシン会議のPRコミュニティにも参加できるため、様々な情報や知識を得るとともに、次のキャリアに繋がる下地をつくることができます。

今後も6ヶ月ごとに世界中からインターンメンバーの募集をいたします。新規募集については、次回2024年2月頃にHPにて情報を掲載しますので、チェックいただけたらと思います。

※募集は、半期に一度行っています。
※活動内容は随時変更・追加しています。

執筆：ハッシン会議インターン3期　梁瀬佳子