広報PRの基礎を学び、最終日はメディアに発表
中部地方初となるスタートアップ企業に特化した「次世代PR力を磨く実践型プログラム」を、ハッシン会議とMUSASHi Innovation Lab CLUEで共催しました。
プログラム企画の背景
CLUEを運営する武蔵精密工業株式会社では、社会課題の解決に寄与する新規事業の創出に積極的に取り組んでおり、CLUEではインキュベーションプログラム「東三河 Innovator’s Gate」を複数開催することなどを通してイノベーション創出に挑戦するチームを生み出してきました。
その中で、0→1フェーズの事業加速にはメディア露出やSNS発信をはじめとする「広報PR活動」が不可欠であると感じており、実際にPRの知識・実践をゼロから学びたいという声があったため、本プログラムを企画しました。
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6日間のプログラムを実施
プログラムには、45名以上の方にご参加いただきました。
開催は新型コロナウイルス感染状況を踏まえ、オフラインとオンラインのハイブリット形式または完全オンラインで実施しました。
参加企業:株式会社スペース、株式会社トヨコン、株式会社アグリトリオ、イノチオホールディングス株式会社、じょさんし GLOBAL Inc.、Specialty Coffee 蒼、ひまわり農業協同組合、株式会社エドギフト、武蔵精密工業(経営企画室、Unicorn、MES)、株式会社アグリトリオ、株式会社サーラコーポレーション、アンビエンテ、オーエスジー株式会社、特定非営利活動法人 クオーレ
参加者はPRの基礎や効果的なプレスリリース作成方法、SNS運用のコツなどのレクチャーを受け、メンターからの個別メンタリングを通して、次世代PR力を身に着けました。
DAY1「広報PRの基礎を学ぼう」
初日は、参加者同士の自己紹介を含め、レクチャーとワークを行いました。
DAY2「メディア力を身につけよう」
DAY1で出した宿題「メディアからの問い合わせにどう答える?」を発表し合いました。
DAY3「SNS発信力を身につけよう」
各SNSの特徴や、企業がSNSを使う時の注意点、効果的なハッシュタグの作り方、コンテンツ・体制づくりのポイントをレクチャーしました。
DAY4「スタートアップの広報事例から学ぼう〜ひとり広報のコツ〜」
ゲスト講師として、株式会社ココナラ 広報の柳澤芙美さんをお招きし、広報担当者に必要なマインド・スキルについてお話しいただきました。
DAY5「模擬PR発表会」
最終日の合同記者発表会に向けて、1社(1事業)5分ずつ順番に模擬練習としてスライドを使って発表していただきました。
発表後、記者役2名からの質疑応答を行いました。
プレゼンをより分かりやすく、記事になるときのポイントを入れて、改善を行いました。
DAY6「合同記者発表会」
最終日の記者発表会見では実際にメディアの方をお招きし、学びの成果をメディアリレーションに繋げるプレゼンテーションを行いました。
7社がピッチを行い、メディア6媒体8名の記者が参加しました。
発表企業:株式会社スペース、株式会社トヨコン、株式会社アグリトリオ、イノチオホールディングス株式会社、じょさんしGLOBAL Inc.、Specialty Coffee蒼、株式会社エドギフト
事前練習の成果もあり、当日は素晴らしい発表をしていただきました。充実した質疑応答の時間もありました。
プログラム参加者の声
・地元の豊橋にあるいろんな会社の方とお話できたことが刺激になりました。
・メディアに伝えるためのPR・プレスリリースの考え方、方法、プレゼン構成など勉強になりました。
・講師の井上さんの落ち着いた説明の中で的確にアドバイスされている姿が印象に残りました。
・ココナラの柳澤さんから、KPIの立て方など具体的なTipsをご教示いただけたことがとても勉強になりました。
・各SNSの特性について利用者数や利用時間など具体的なエビデンス付きでご解説いただき非常にわかりやすかったです。
・新しい事業の認知を上げていくために何をすべきかを具体的に学ぶことができました。
・他社のリリースやプレゼンテーションを複数見ることができ、様々な気づき(真似したいと思う点など)がありました。
・記者とつながる手段・プレスリリース・ハッシン会議の皆様・新規事業に取り組んでいる他社の方々を知り会えて良かったです。
メディア掲載
多くのメディアに取り上げて頂きました。
ピッチをした企業には取材も入っているため、今後も掲載は続いていきます。
・日本経済新聞 本紙(地方版)、電子版
『東三河のスタートアップ紹介 豊橋の起業拠点がイベント』
・日刊工業新聞
『名古屋・東三河7社、スタートアップ発表会 武蔵精密が取り組み支援』
・TASUKI
『東三河の新事業!ギュギュッと7社まとめて発表!!』
・東日新聞
『自社の強み 新商品などプレゼン 東三河発スタートアップ企業など7社/豊橋で合同記者発表会見』
・東愛知新聞(2022年3月9日 紙面)
・Nagoya Startup News
『【会見レポート】武蔵精密工業主催、東三河発スタートアップ企業など7社による合同記者発表会』
PRプログラム参加企業の取材記事
・東日新聞 『段ボール製立体緩衝材を開発 発泡プラ不使用で実現/トヨコン「ワッフルパッド」販売開始』
・東日新聞 『起業家らが事業成果発表 県のプログラム参加者が登壇/「愛知・東三河デモデイ」』
・物流ニュースLNEWS 『スペース/トラック輸送の中継地シェアリングサービスβ版開始』
・LOGI-BIZ online. 『運送会社が敷地シェア、全国で「中継輸送」拠点開設後押しするサービスのβ版リリース』
・月刊事業構想 『スペース 中継輸送の実現へ運送会社に敷地シェアサービス立ち上げ』
・創業手帳 『運送会社同士の敷地のシェアサービス「ドラ基地」が4/1にリリースへ』
講師紹介
井上 千絵
㈱ハッシン会議 代表取締役
2007年 名古屋テレビ放送株式会社入社、報道記者として7年、その後2年は宣伝広報に従事。2016年に退職後、慶應大学大学院メディアデザイン研究科にて修士号取得。2020年株式会社ハッシン会議を設立。これまで30社以上のベンチャー・スタートアップ企業の広報PRや広報人材育成を支援。2021年8月より武蔵精密工業のCCP(コーポレートコミュニケーション責任者)就任。
刑部 友理
㈱ハッシン会議 コミュニティマネージャー
グローバル展開のPR会社にて、海外のブランド製品や教育コンテンツの広報担当として二年間在籍。2021年よりハッシン会議に入社。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科の博士課程に在学中。
主催
◆株式会社ハッシン会議
https://hasshinkaigi.net/
Mission:1人の声を大きな発信力に
ハッシン会議は思いを持った起業家や経営者など事業の当事者の発信が何より社会に変革を起こす強い原動力になると考えています。個人事業主や創業前段階(シード期)の1人経営者から資金調達を経たIPO前後の企業まで、事業のフェーズに合わせて伴走スタイルを変えながら発信力のある組織を自社内で作ることをハッシン会議が伴走します。
◆MUSASHi Innovation Lab CLUE
https://www.musashi.co.jp/clue/
Mission:“本気の人”の出会いを導き、地球社会の発展に貢献するイノベーションを起こす。
企業パートナー社員、個人会員としての社会人、主婦、学生など…CLUEはイノベーターを育て、人々、アイデアが出会う場です。
イノベーションに挑戦する全ての人に飛躍のチャンスを提供します。
◆武蔵精密工業株式会社(CLUE運営元)
https://www.musashi.co.jp/
武蔵精密工業は四輪/二輪車用向けに、電動化や自動運転を見据えた次世代パワートレインならびにステアリング、シャーシ部品の開発/製造/販売を行っています。また、先端AI 技術開発によるインダストリー4.0 の推進、幅広い領域でのSDGs の達成貢献に向けたエネルギーソリューション事業、農業、植物バイオ事業など、オープンイノベーションの展開により新事業の創出・拡大にも注力しています。
ハッシン会議の
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