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【勉強会・ピッチ会開催報告】ハフポスト編集長 泉谷由梨子さんの視点〜編集長就任からの社会変化とこれから

【勉強会・ピッチ会開催報告】ハフポスト編集長 泉谷由梨子さんの視点〜編集長就任からの社会変化とこれから

ハッシン会議では、各方面のメディアの方をお招きし、メディアの今を伺うとともに、ピッチを通してPRコミュニティー会員に対し取材いただくきっかけ作りをしています。

2024年2月1日(木)に、ハフポスト編集長の泉谷由梨子さんをお招きし、勉強会・ピッチ会を開催しました。

『社会課題の理解と解決を目指すニュースメディア』を掲げているハフポスト。

「どのような社会課題に注目しているのか?」「社会課題解決にむけて活動している数多くの企業から、どのような視点で取材先をピックアップしているのか?」といった編集長の着眼点について、お話いただいた内容をピックアップしてレポートします。

第一部・勉強会

ゲスト:泉谷由梨子さん

■2021年6月より、ハフポスト日本版編集長

■毎日新聞社入社、2013年退職しシンガポールへ転居。現地NGO広報職員として勤務

■2016年にハフポスト日本版に入社、ジェンダー平等の問題や働きかた・子育て・男性育休などのテーマでキャンペーン報道をリードしています。

ハフポスト日本版について

ハフポストは2005年にアメリカで創設された世界最大級のネットニュースメディアです。ハフポスト日本版は2013年から朝日新聞社との合弁企業「ザ・ハフィントン・ポスト・ジャパン株式会社」が運営を開始しました。2021年5月1日からは「BuzzFeed Japan株式会社」が運営しています。

ハフポスト日本版の特長とは?

一つ目は読者層の違いです。男性の読者が多数を占めることが多いと言われるネットニュースメディアにおいて、ハフポスト日本版は読者が男女均衡であり、他のメディアと比べても女性読者の割合が高いことが特長的です。またビジネスパーソンの読者が多く、ハフポスト日本版の読者の4割を役職者が占めています。

二つ目は、社会課題に関するニュースをオピニオン報道として取り上げるメディアであることです。

ハフポスト日本版は『社会課題の理解と解決を目指すニュースメディア』を掲げています。人権や平等、SDGsなど、様々な社会課題に関するニュースを、「どうすれば社会がよりよくなるのか」という視点を交えることで「会話が生まれるメディア」として他と差別化していることが特長です。

その背景には、今の時代にあったビジネス知識・教養が求められていること、読者が時代に取り残されず”炎上”リスクを回避したいことが窺えると考えられます。

ハフポスト日本版は「令和の時代に、自分をアップデートしたい人のためのネットニュースメディア」なのです。

反響の大きかった記事:企業によるSDGsの取り組み

現在数多くの企業がコーポレート活動の一環としてSDGsに取り組んでおり、実際にハフポスト日本版にもSDGsに関するプレスリリースが毎日送られてきています。そこでハフポスト日本版では、企業がどのような思いを持って活動しているのかを読者に届けるために、プラスチック削減に取り組む企業3社の対談記事を掲載しました。

「消費者の無反応が一番悲しい」。 プラスチック問題に取り組むコカ·コーラ、ネスレ、JALに聞いたジレンマ

取り組んでいる事例をプレスリリースとして出している企業は数多くあるものの、もし1社のみを取り上げると「取材じゃなくて宣伝では?」と読者に思われる可能性があります。同じテーマについて、複数社による対談形式にしたことで、宣伝ではなく取り組みについての取材記事であることを際立たせました。

また、問題に取り組むうえでの葛藤や悩みを各社の担当者に率直に語ってもらったことで、「企業がどのような思いで社会課題を解決しようと取り組んでいるのか」がより読者に伝わった記事となり、結果的に反響の大きかった記事となりました。

プレスリリースを記事に採用した事例

国際男性デーにあわせて、男性向けの尿漏れケア商品の販売を取り上げた企業をプレスリリースをもとに取材し記事にしました。

「男性だからこそ抱える悩みや葛藤」は、尿もれケアの現状にも。国際男性デーを機にユニ・チャームが解決策を提案

「男性の生きづらさ」について取り上げたいとなった時、過去に送られてきたプレスリリースで「男性の尿漏れケアが実はジェンダーの観点と関係がある現象ではないか」という専門家の方の説明を交えた記載があるのを見つけました。このリリースをきっかけに企業に取材したところ、大きな反響が寄せられました。

ハフポスト日本版で人気のテーマと今後

ハフポスト日本版で良く読まれている記事のテーマは『SDGs』『多様性』『キャリア』『金融・金融リテラシー』『メンタルヘルス』『ウェルビーイング』の6つ。

ここ数年で注目されるようになったのは「メンタルヘルス」と「ウェルビーイング」の2つ。これらのテーマはコロナ禍以降注目されてきており、「ビジネスの基本である」という認識が読者の中でも一般的になってきていることがわかります。

先ほども取り上げたSDGsは、「実現にむけて何が必要なのか」を行動に移すフェーズになってきています。SDGsのなかでも、特にサステナビリティの分野について今後も注力して取材をする予定です。

またSDGs以外のテーマに関しては、『モビリティ』『人的資本・パーパス経営』『ウェルビーイング』『キャリア』の4つがあります。

20代の読者から「社会貢献するためにはどんなキャリアを積めばいいか」「お金を稼ぐだけでは満足できない」「どうやって社会貢献とキャリアアップを両立させるか」という声が寄せられており、ウェルビーイングとキャリアについて特に関心が高まっていることがうかがえます。

===

この他にも、実際に反響のあった記事に採用されたプレスリリースを何本か紹介していただきました。そのうえで「どのようなプレスリリースが記事に採用されやすいのか」を教えていただきました。テーマやキャッチコピー、プレスリリースの内容等、工夫すべきポイントはどこなのか、どうすれば記者の目に留まりやすいかの視点はとても勉強になりました。(コミュニテ会員限定の動画にて、いつでもこちらの勉強会は視聴できます)

第二部・ピッチ会

第二部では、企業の広報担当者または代表者によるピッチが行われました。計6名の方からのプレゼンテーションに対し、泉谷さんからそれぞれにフィードバックをいただきました。

前半の勉強会も踏まえて、各企業の社会課題解決にむけた取り組みを取材するとした場合、記事としてどのように取り上げられそうか、どうすれば取り上げられるテーマ候補になるかという視点での泉谷さんのコメントから、ハフポスト日本版の記事になるポイントを改めて学ぶことができました。

ネットニュースメディアとして社会に大きなインパクトを与えているハフポスト日本版。

「社会課題の理解・解決を目指すメディア」というタグラインに対し、どのように企業の商品・サービスがアプローチできるかという広報の視点を学ぶことができました。

(執筆:近藤千裕)

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