PRには取り組んでいるけどなかなか認知が広がらない、とりあえずSNSを始めてみたけど何を発信すべきか方針が決まらない、広報部門の体制や予算の根拠があいまい・・・そんな意見をよく聞きます。

広報活動の「手段」から入らず、経営層と共に「目的」やゴール設定をすり合わせてから戦略を立て、最後に手段に行き着く過程を肌で感じてもらう機会になったらいいなと思い、今回ワークショップを企画しました。

ハッシン会議 代表の井上が講師となり、 愛知県のMUSASHi Innovation Lab CLUEで実施しました。

事前課題としてヒアリングシートを配布し、経営層とコミュニケーションを取ってもらってから講座に臨むスタイルにさせていただきました。

まず、「広報戦略とは」をテーマにレクチャー。ワークシートを使ってステークホルダーの整理をし、自社がどのような存在でありたいか解像度を上げていきました。

ステークホルダーが定まったら、優先順位と伝えたいメッセージ、⼿段を決めていきます。社内のメンバーと議論してもらったり、講師がテーブルを回って個別アドバイスをしました。

広報戦略シートを埋めていき、全員に発表してもらいました。各社の発表からお互い気づきを得ながら、講師からもフィードバックしました。

＜参加者の声＞

◆広報戦略を順を追って考え、最後のステークホルダーピラミッドにたどりつくという流れがわかりやすく腹落ち感がありました。

◆自社では今回コミュニケーションターゲットを従業員メインで考えましたが、他のターゲットでも戦略を作ってみたいと思いました。他の企業さんの広報戦略も覗けて勉強になりました。

◆経営層との広報戦略やKPIの共有、具体例などいつも分かりやすい講義をありがとうございます。広報について考える素やスキルアセットが0に近いところから、広報に取り組むきっかけと方法を得られたのでよかったです。

４時間集中して行い、戦略作りの感覚を掴んでいただきました。通常は２ヶ月かけて行うところ、コンパクトにしたワークで参加者はかなりハードだったと思います。

広報担当者によっては、「初めてしっかり社長と広報戦略について話し合う機会になりました」と話す方もいて、今後もこのような広報戦略作りを体験してもらう場を、もっと広げていきたいなと感じています。

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ハッシン会議はご要望に応じて、各地で様々な講義・ワークショップを行なっています。

「自社でも広報を考える時間を作りたい」「地域でPR講座をやりたい」、そんな方はぜひこちらからお問合せください。