ハッシン会議は、駐在妻に特化した人材紹介事業 CAREER MARK（キャリアマーク）の「駐在帯同をキャリアのブランディング期間に」という姿勢に共感し、広報PR人材育成の視点で駐在妻のキャリア形成を支援したいという思いから、CAREER MARKを通してインターンを受け入れています。

2021年秋より半年に一回開催しているインターン募集説明会。対象はパートナーの駐在に帯同し、退職や休職している方々です。3月に開催した第5期募集説明会にも、「広報PRのスキルアップを目指したい」、「広報PRのキャリアに興味がある」、「自由な働き方を知りたい」と多数のお申し込みをいただきました。

広報PR力とは？

ハッシン会議とハッシン会議の行う広報PRについて

代表の井上より、ハッシン会議の事業領域や大切にしていることについてお話しました。

企業における広報PRの活動領域は多岐にわたりますが、ハッシン会議ではそのほぼ全てをカバーしています。

2024年はハッシン会議にとって変化の年になります。大幅にリニューアルするサービスや近々リリース予定のサービスについても、インターン活動の中で見ていただけると思います。

広報PRのキャリア・働き方

ステークホルダーが多様化し、企業にとっても多岐にわたる広報活動が必要になっています。広報の経験が少なくとも、フットワークが軽い、SNS運用の経験がある、といったことが採用に繋がるケースもあります。

広報人材は売り手市場です。企業広報（社員、業務委託）、フリーランス、副業やプロボノなど、色々な働き方があります。企業広報としては、経営者と向き合いながらPR施策の実行経験がある人材が求められています。インターン活動もぜひ転職の際に経験としてアピールしてもらいたいと考えています。

ハッシン会議でのインターン活動

インターン活動の目的

ハッシン会議では、駐在帯同により離職した皆さんに、インターン活動を通して得られる経験とスキルと実績を、広報PR分野でのキャリアに繋がる布石にしていただきたいと考えています。

インターン活動では、駐在妻という軸でない「私」としての活動ができ、世の中との接点が持てます。また、ハッシン会議のPRコミュニティに参加することで、プロの広報担当者とも交流があります。スキル面では、オンラインで仕事をするのに必要なITリテラシーが身に付きます。広報に関連する知識とスキルには汎用性があるので、インターンでの経験が役に立つ領域は広いはずです。

インターンの皆さんをお迎えすることは、ハッシン会議にとっても大きなメリットがあります。インターンの皆さんの活動によって、クライアントやコミュニティーメンバーにご提供できるリサーチやライティングが増えました。インターン活動後にハッシン会議のメンバーになった方もおり、広報人材の育成の場にもなっています。

インターン活動ではどんなことをしている？

インターンが関わるのは主に、SNS運用とライティング、リサーチの3分野。いずれもオンラインの仕事と相性の良い分野です。

SNS運用については、インターンが関わっているクライアントの事例と、アカウントを育てる運用の内容をご紹介しました。

ライティングは、勉強会動画やセミナーを見て執筆します。書いた原稿は運営メンバーが確認し、プロ目線でのアドバイスを得ることができます。

過去にインターンが執筆したレポートは、ハッシン会議のホームページからご覧いただけます。

リサーチでは、チームで競合調査やメディアリサーチを実施します。広報戦略を立てる材料になるものです。

現インターンの声

現インターンの2人が、アメリカとフィリピンから体験談をお届けしました。共通していたのは、応募前の心境。「社会から取り残されているよう」「働いていないことに対する焦燥感」に加えて、「やってみたい！けれど大丈夫？！」と、リモートでの活動や広報の経験やスキルに対する不安があったようです。

活動してみると、

• インターン仲間と話す機会が多く刺激になる
• チームで活動するので相談したり助け合ったりできる
• 勉強会などで広報PRを学ぶ機会が持てる

など、半年間でたくさんのポジティブな経験をしていた様子。

「社員の方のサポートと仲間のおかげで不安がワクワクになります」「やってみたい気持ちが少しでもあればぜひチャレンジして欲しい！」と応募を検討されている方にエールを送ってくれました。

終わりに

インターンディレクションを担当する増田も、実は駐在帯同経験者。コロナ禍で帯同先から緊急帰国した時は、「職なし・家なしの自分”宇宙をさまようハエ”のように感じた」と、当時の心細さを話してくれました。その後、どこにいても働けるスタイルを模索し、PRの経験を繋いで、今はハッシン会議の社員として活躍中です。駐在帯同やライフイベントによってキャリアが途切れながらも自由な働き方を築き上げてきた姿は、駐在妻のロールモデルの一つといえます。

CAREER MARKの小橋さんからは、「世界中の駐在妻の皆さんが、ハッシン会議のインターン活動も利用して、いいキャリアを描けたら嬉しい」と応援メッセージをいただきました。

インターンの募集は半年に一回行っています。次回の募集は2024年9月の予定です。

前回説明会のレポートも合せてご覧ください：https://hasshinkaigi.net/blogs/intern4th-report/

ハッシン会議とCAREER MARK の業務提携について：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000087875.html

（執筆：桑平 彩子）